2016年09月15日

富士総合火力演習2016 戦車砲の迫力に度肝を抜かれる!

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●読まなくてよい前書き
 ミリオタなら一度は見たい陸上自衛隊の富士総合火力演習に初めて行ってきた。
 当日の初電に乗っても埼玉県からでは開始時間に間に合わないかもしれない、間に合ったとしても既に席はあらかた埋まっていて悪い席にしか着けないだろうと思い前日に出発。御殿場駅前のベンチで野宿を決め込んでいたところ、日付が変わったころに雨が降ってきてしまったので屋根のある所へ避難。そこは翌朝6時から富士総合火力演習会場までのシャトルバスの販売場所の看板前だったので、もうその場所に陣取りシャトルバスに一番乗り。2日前から演習所前で良い席を取ろうと頑張っている列があると聞いていたのでシャトルバス1番乗りなど演習所に着いてみれば列の後ろの方だろうと思っていたが、長い列に並んだ割にはシート席の前列から4列目と、ぼちぼちの場所で見ることができた。バス一番乗りは無駄では無かったようだ。本音はスタンド席で写真撮りたかったけど、スタンド席のチケットはそう簡単には手に入らないというお噂。シート席だと常に前にいる人の頭や頭上に高く持ち上げたビデオカメラが常に写真に映り込んで来るので、後からトリミング処理するのに一苦労。という前段と、帰りは土砂降りでポンチョを被っていても中までぐしょぬれ、足元は川も同然という厳しい環境下でシャトルバスを2時間待ち。そんな一般人を他所に、悪天候もなんのその、今年採用されたばかりと思われるハイティーンとおぼしき若き陸上自衛官達は偉いなあ。元気良く麓まで(正確にはどこまで行くのか不明)徒歩で行進だ。という後段はここにまとめて書き捨てておく。


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●富士総合火力演習 ここからが本編。
 富士総合火力演習は10時からが本番だが、朝の7時前からドッカンドッカンと戦車砲の轟音が鳴り響いている。演習の練習が始まっているのだ。
 客席と戦車の距離が写真から判るだろうか。正に目の前で演習が行われる。


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 席に案内された時には、90式戦車が120ミリ戦車砲を射撃しているところだった。その轟音たるや、鼓膜を振るわせるどころか全身を激しく振るわせると言った方が良い。凄まじい衝撃波だ。
 ドッカン!! どころではない。
ドッカン!!
 だな。
次いで、最新型の10式戦車、古参の74式戦車が射撃を行う。

 今、撃つ! と分かっていても毎回その轟音に体が反応してしまう慣れの効かない衝撃音。しっかり構えて写真を撮ろうと思っているのに砲撃の度に思わず身がすくみ手振れを起こしてしまう。
 砲口からほとばしる火焔も凄い!

 戦車に続き、榴弾砲、装甲戦闘車、戦闘ヘリコプターなどが次々入れ替わり練習射撃を行っていく。
 本番の演習は10時から。前半と後半に分かれており、前半は射撃を織り交ぜてのデモンストレーションと解説。後半は今年の演習のテーマそのものと言って良いだろう、島嶼防衛のシナリオに沿った演習だ。
 射撃のシーンなどは前半と後半で重複する所が多いので、後半の島嶼防衛演習に沿って紹介しながら、時折前半の内容を織り込む、そんな形で記事にしていくのでご了承を。

 シナリオは某国が日本の領海に侵攻、島嶼部への上陸作戦を開始し、航空自衛隊、海上自衛隊、陸上自衛隊が統合作戦の元侵攻の阻止を図るがその一部の上陸を許したとの想定から始まる。


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 OH−6偵察ヘリコプターが空中から偵察・監視を開始。


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  その間にUH−1J多用途ヘリコプターが着陸し、2台の偵察オートバイが降車する。


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 その上空に現れたのは、AH−64アパッチ攻撃ヘリコプター。


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 UH−1J多用途ヘリコプターは素早く離陸し退避。入れ替わりにAH−64アパッチ攻撃ヘリコプターがカバーに入る。偵察オート班のオートバイは敵の後方へと潜入していく。


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 AH−64アパッチ攻撃ヘリコプターが攻撃を開始。1分間に650発の発射能力を持つ30ミリ機関砲が火を噴くと、白いガンスモークが拡がり空薬きょうが下方へ散らばる。 


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 AH−64アパッチ攻撃ヘリコプターが制圧射撃を行っている間に、2機のUH−60JAブラックホーク多用途ヘリコプター、輸送ヘリコプターCH−47から先遣部隊が地上へ降下する。
 降下した隊員たちが周囲に展開し要地を確保、AH−64アパッチ攻撃ヘリコプターと共に本隊の到着を援護する。


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 ヘリコプターから飛び出した高機動車が参戦。部隊を展開させる。


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 偵察部隊の87式偵察警戒車は敵のこもる山地へと接近。


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 25ミリ機関砲の射撃開始。攻撃により敵にダメージを与えるのが目的ではなく、この射撃に対する相手方の反撃を含めた行動を観察することにより、その数、位置、戦力などを特定する強行手段による偵察だ。威力偵察とも言う。


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 87式偵察警戒車は反撃による被害を受けぬよう、短時間の射撃後に即移動する。隠密行動を取るオート班が敵状を観察し味方へとつぶさに情報を送る。


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 それらの情報を元に榴弾砲などからなる特火部隊が遠隔地の砲陣地から攻撃準備射撃を行う。最前線に向かう友軍のための地ならし、援護射撃と言ったところだ。その砲弾は地上近くで一斉に爆発する。地上で爆発するより、上から爆風・破片で攻撃する方が効果的にダメージを与えることができる。


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 この砲撃に使われたのが、特火部隊の99式自走155ミリ榴弾砲などの大型の火砲。この演習シナリオでは遠隔地の砲陣地から砲撃を行っているためその姿を直接見ることはできなかったが、演習シナリオ前には正確無比なる榴弾砲の実弾射撃を披露してくれた。

 
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 ここで74式戦車及び対戦車部隊が到達。

 写真点数が多く、重い記事になってしまいそうなので今回はここでお終い。後編へと続く。

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posted by カノッチ at 04:37| Comment(10) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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